甘やかし教育の恐怖:子どもの心理と親の対応術

こんにちは。赤本先生ヒラシマです。
今回は子育てにおいて、最も大事なことと言っても過言ではない事をお話しします。

ずばり、「どう接するか」です。

特に、子どもが強い言葉を使ってきたり、反抗的な態度を取ったとき、親としてはどう反応すべきか悩んだりしませんか?この記事では、甘やかし教育の危険性と、子どもの行動の背後に隠れた本当の心理を理解し、親が取るべき対応法を徹底解説します!

 

強い言葉は本心じゃない!子どもが伝えたいこととは?

「勉強しても意味がわからない!」や「ママ、パパのためにやってるんだよ!」と強い言葉を使う子ども。その言葉を本気にしてしまうのは危険です。実は子どもが強い言葉を使う時、ほとんどの場合、それは本心ではなく、不安やフラストレーションの表れなんです。

例えば、子どもが「勉強なんてやっても意味ない」とか言うことありませんか?
実はその裏には「どうしていいのか分からない」「このままでいいのか不安だ」という気持ちが隠れていることが多いのです。本当に意味がないと思っていたらそれすら口に出しません。

つまり、強い言葉や行動は、言葉にできない不安を外に出すための手段。
だからこそ、親はその本心を見抜く必要があります。

 

 

親が冷静に対応することがカギ

子どもが強い言葉で反発してきた時、感情的に反応しがちですよね。それは当然です。親だって一人の人間ですから。ところが、そのような対応をすると逆に問題がこじれてしまいます。親が冷静に対応することが非常に重要です。

子どもの「言葉の裏側」にある不安や心情を理解し、優しく接することが、親子関係を良好に保つポイントになります。

「何でそんなこと言うの?」と問い詰めても、子どもはますます言葉を強めてしまうだけ。

代わりに、「今、何かに困っているんだな」「実は不安を感じているんだな」と冷静に受け止めてあげましょう。このアプローチが、子どもにとって安心感を与え、信頼関係を築く第一歩になります。

 

 

甘やかし教育の危険性

「勉強してないと怒られる」「成績が悪いと怒られる」というプレッシャーが強いと、子どもは「親に喜ばれるためにやっている」と感じがちです。実際このような事例は良く耳にします。

しかし、これでは子ども自身のモチベーションが育たず、本当の意味での自立を妨げることになります。

特に、過剰に子どもを甘やかすことは、彼らが自分で問題を解決する力を養う妨げになりかねません。子どもがどんなに小さくても、「自分で考えて行動する力」を育むためには、少しずつ見守ることが大切です。

甘やかすのではなく、困難にぶつかったときに「自分で解決できる力」をサポートしてあげることが、最終的には子どもを強くします。

 

 

「見守る」と「甘やかす」の違い

ここで大事なのは、「見守る」と「甘やかす」の違いを理解することです。

多くの親が「甘やかす=愛情」と勘違いしてしまいますが、甘やかしすぎることは、子どもが困難に直面したときに自己解決力を発揮できなくなる原因となります。

一方、見守ることは、子どもが自分の力で成長するためのサポートをすること。
子どもが挑戦し、失敗しながら学んでいく姿を見守る。必要な時には適切なアドバイスや支援をする。このようにして、子どもは自信を持ち、自立心を養うことができます。

 

 

親が冷静になるための実践法

子どもが強い言葉を使ったり、反抗的になったりしたとき、親はどう対応すべきか。

実践的なアドバイスとして、まずは深呼吸して冷静になることが大切です。
その後、「今、子どもは何に不安を感じているのだろう?」と心の中で問いかけながら、子どもと対話することが有効です。

また、感情的に反応せず、「これは本心ではない」と冷静に理解することができれば、親子間での衝突を減らし、むしろお互いの信頼を深めることができます。

 

 

子どもが自立できる環境作り

子どもが自分の力で問題を解決できるようになるためには、自立できる環境を整えることが重要です。もちろん、サポートは必要ですが、子どもが「自分で解決する力」を育むためには、適度な距離感を保ちながら見守ることが求められます。

例えば、子どもが勉強に対してやる気がないとき、無理に「やりなさい!」と促すのではなく、「どうして勉強が必要だと思う?」と質問を投げかけてみる。こうすることで、子どもは自分の意志で考え、やるべきことに気づくことができます。

 

 

まとめ:親子の信頼関係を深めるために

子どもが強い言葉を使ったり、反抗的な態度を取ったりしたとき、親としてはどうしても感情的に反応してしまいがちです。確かにイラっとしますからね(笑)
しかし、その言葉の背後には子供の不安やフラストレーションが隠れていることが多いので、冷静にその気持ちを受け止めることが重要です。

また、甘やかし見守りの違いを理解し、子どもが自立できるようにサポートすることが大切にです。親が冷静に対応し、子どもに適切なサポートを与えることで、子どもは自分の力で問題を解決できるようになります。

子どもの成長を見守りながら、親として最適な対応をすることで、親子の信頼関係はより深まり、子どもも安心して成長できることでしょう。

この対応が必ず子供の為になる時が来ます。大人になってもこの違いは顕著です。ぜひ今日から実践してみてください。

 

 

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たった2ヶ月で「早慶」にE判定から逆転合格させる驚異の指導力で1500名以上の受験生を指導。神楽坂駅前にて学習塾「歩成式受験研究所」を運営。独自の過去問研究法や学習理論を元に、偏差値40前後の受験生を次々と難関大学へと送り出している。