大学受験直前期の勉強法|今更何を勉強すれば良いのかわからない人へ

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受験、勉強、学校のこと、ご両親のこと、学力向上のためのご質問を赤本先生平島のLINE@で無料受付しています。この質問は記事にしたい!と思ったものはピックアップして回答し、ブログで取り上げています。

 

 

今回はLINE@で以下のような質問を受けました。

受験直前期、今更何かを勉強したところで間に合わないと思っている受験生がほとんどなのではないでしょうか?複数教科ある中で何から手をつけてどんな勉強をすれば良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

安心してください。今からでも試験本番で最高のパフォーマンスを発揮し、志望校合格率を引き上げる勉強法は存在します

今回は受験直前期の勉強で何から手をつけて、どういう順番で勉強していけば良いのかの羅針盤をご提示できればと考えています。

 

合格最低点を基準に戦略を構築する

 

大学受験において大切なのは、偏差値を上げることではありません。一番大事なのは志望校に合格することです。そのためにも志望校の最低合格点は第一に把握しておきましょう。

漠然と8割取れれば受かると言われているから、8割を目指すようでは受験戦略としては甘いと言えるでしょう。

赤本やネットに載っている志望校の最低合格点を基準にどれくらい得点すれば合格するのかを知り、自分の得意教科で多めに得点し、不得意教科ではあまり得点しなくても大丈夫なように勉強時間配分を調整しましょう

例えば、青山学院大学 文学部 英米文学科 個別A方式の2018年度の最低合格点は283/400です。各教科の満点は|英語:200点|現代文:100点|日本史B or 世界史B:100点|という得点配分になります。

現状のあなたの得点が|英語:170点|世界史B:40点|現代文:35点|で合わせて245点だったとします。このままではあなたは38点足りなくて不合格になってしまいます

しかし、ここであなたの得意科目である英語での本番目標点数を180点、世界史Bでは68点取ることを決めたとします。すると、一番苦手な現代文は合格するために35点だけ取れれば良いのでこれ以上不得意科目をわざわざ勉強する必要がないことがわかります

以上のことから、英語でプラス10点、世界史で28点上げる勉強だけをすれば良いことがわかります。つまり、苦手な現代文はこれ以上勉強する必要はなく、暗記科目である世界史に大幅な勉強時間を費やすことで短い期間でも合格に一番近道な戦略を立てることができるのです

これとは違う戦略の立て方として、自分の伸び代に合わせて各教科の普段の勉強時間配分を決めても良いでしょう。(※最低合格点が載っていない大学に関しては、似たようなランクの大学の最低合格点を把握し、おおよその目安を知りましょう。)

上記のように得意教科を活かして暗記科目に全てを捧げる戦略も取れれば、出題範囲の狭い科目に重点をおいて勉強することによっても合格点をもぎ取ることができます。志望校の最低合格点を基準に十人十色自分だけの最高のプランニングを構築しましょう

 

部分点を稼ぐ意識を持つ

 

人間は不完全な存在であるが故に完璧を目指します。受験生とて同じです。どんな問題も完璧を目指したいですし、満点を取りたいという気持ちがあって当然です。

しかし、受験生にとって、その気持ちは大きな落とし穴を2つ生むことになります。

1つ目の落とし穴は、時間配分です。入試には制限時間が設けられているのはご存知かと思いますが、満点を目指して解答を進めていくと、一問一問に丁寧になりすぎたり、一問に固執して大幅に時間を浪費しかねません。そのため、最後に時間が足りなくなり、解答できたかもしれない問題に対して、結局手を付けられなかったという事態になります

2つ目としては、満点を狙うあまりに、自分へのプレッシャーが高まり「あそこ合ってたかな?」「本当にこんなんで平気かな?」といった感情に襲われ、いつも以上に緊張してしまうという事態になります

普段の勉強から本番では部分点を稼ぐぞ!というつもりで過去問演習等を行なってください。細かく点数を拾いに行くための勉強を心がけましょう

 

頻出分野から知識を補填する

 

次に頻出分野を特定し、そこだけでもまずは完璧に扱えるようになりましょう。苦手分野だけを重点的にひたすら勉強している受験生はかなり危険かもしれません。入試には頻出分野というものが必ず存在しています。あなたが今取り組んでいる苦手分野は頻出分野ですか?

学力がなかなか伸びない受験生は外堀から埋めていく丁寧な勉強をします。隅から隅までやらないと気が済まないという性格の受験生ほど、入試であまり問われないどうでも良い分野の勉強をしがちです。

勉強は大雑把で構いません。完璧を求めない勉強をしましょう。一番入試に出る分野から勉強すれば良いのです。

具体的に示すと、理系数学であれば、極限・微分・積分・三角関数・確率・ベクトル・数列です。物理で言えば、力学と電磁気さえ押さえておけば、間違いなく3分の2の得点は獲得できます。化学ではほぼ暗記科目である有機と無機を徹底的に勉強するだけでも短期間で全体の半分くらいの点数は取れるようになります。

大学によって、どこが頻出なのかはバラバラなので、是非5年分以上の持ち得る限りの過去問を整理して、どの知識を問うてくるのかを明確化して、そこから勉強しましょう

 

 

さて、ここまで読んでくれた貴方に朗報です。

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登録すれば必ず貴方の助けになる事をここにお約束します。

 

 

K式学習術を用いる

 

受験勉強において、勉強方法が適切で自分に合っているかどうかは非常に大切です。そこで今回は赤本先生平島 秘伝の勉強法である「K式学習術」を伝授します。

図の通り、理解し自分の中でよく咀嚼してから、K式フラッシュでマクロ的に暗記し、K式フラッシュでミクロ的に細部まで覚え込む脳科学に基づいた勉強法です。

人の記憶は20分後には42%喪失するともエビングハウスの忘却曲線からも言われていることから、出来るだけ脳に記憶を定着させながら勉強する必要があります。そのために生まれた勉強法がK式学習術です。

動画で丁寧に解説しています。体験型の動画になるので、一緒に参加しながらこの勉強法の威力を体感しましょう。

さらに詳しく勉強法を見直したい方は以下の記事を参考にしてみてください。

● 自分に合った勉強法の見つけ方|失敗したくない今が不安な受験生へ

 

 

まとめ

 

志望校をよく分析し、頻出となる分野から勉強して行きましょう!!不完全でも良いから得点になる問題とならない問題をしっかり見分けて自分のできる範囲の問題を徹底的に押さえる勉強を心がけましょう!!

まだまだ間に合います!
焦らず自分のペースで着実に力を付けていきましょう。

 

P.S.

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たった2ヶ月で「早慶」にE判定から逆転合格させる驚異の指導力で1500名以上の受験生を指導。神楽坂駅前にて学習塾「歩成式受験研究所」を運営。独自の過去問研究法や学習理論を元に、偏差値40前後の受験生を次々と難関大学へと送り出している。