親の意外な教育法が子供の自主性を爆上げさせる‼

この1年「あっという間だった。」という感覚の方も少なくないはずです。

そんなあっという間に過ぎ去ってしまう時間の中で、我が子がどうしたら自主性を持って行動をしてくれるのか、具体的にいうなら勉強してくれるのか、親は頭を抱えますよ

今回は子供が自主的に行動をするために必要な親の関わり方について順を追って解説していきたいと思います。 

 

今という時代をまずは理解する。

ファーストステップとして、まずは現代の子供が置かれている状況を理解することが大切です。

子供は自分の言うことに共感し、理解してくれる親の言うことは聞きますが、親が子供の考えに耳を傾けずに、正論を振りかざしてしまうと、途端に親の言うことに聞く耳も持たなくなってしまいます。

スマホ中心の社会になり、情報を大量に浴びる時代になっている今、想像以上に時間の流れは早く、受験勉強でも就職活動でも、気がつけば「すでに手遅れ」なんてことが起こるようになってきました。

・進学校にいれば安心
・塾や予備校にいれば大丈夫
・個別指導ならなんとかなる
・参考書学習で十分

多分、ひと時代前は、それなりに通用したんですよね。

 

時代は変わった。

時代は大きく変わりました。

パソコンでGoogle検索していたことをSNSで検索するようになり、テレビで集めていた情報はYoutubeなどで収集、漫画やゲーム機などの娯楽も全てスマホで完結してしまう時代がやってきたのです。

どこに行くにも、何をするにもスマホ。
スマホ依存とかになっているわけではなく、「スマホがないと生きていけない時代」になったのです。

だからこそ、子供たちにはひと時代前よりも忍耐力と集中力が求められるようになりました。

鳴り続ける通知、親に連絡するためにもスマホを開き、その度にいろんなアプリが誘惑してくるのです。それらを全て振り切り、自分の将来のためにひたすらに邁進できる子がどれだけいるでしょうか?

あなたの学生時代を振り返ってみてください。
リビングのテレビが流れているだけで、それを振り切るのが精一杯だったのに、今の時代はそのテレビがポケットサイズでまとわりついてくるのです。

いつでもどこでも娯楽が楽しめてしまう魔法のアイテム、それがスマホです。

 

大人でも誘惑には勝てない。

実を言えば、私もスマホの誘惑には敵いません。
 

ほぼ毎日会社に泊まり込んで、教育業界を変えるために働く、大志を持った私でも勝てない。それぐらいにスマホの影響力はデカイのです。

私はスクリーンタイムという機能を用い、自身のスマホに利用制限を設けております。そこまでしないと抑えられないのです。

それを二十歳にも満たない若者に意志の力だけで我慢させるのは難しい。

 

強要は子供から生気を奪う

さて今回の問題点を踏まえ、スマホ取り上げるのか?というところに行きつきますね。

答えは「NO」です。

先ほども挙げた通り「スマホがないと生きていけない時代」になりました。文字通り、生きていけなくなります。

スマホがなければ、昨今のデジタルコンテンツ時代から取り残されます。

デジタルコンテンツを上手に扱えない若者はこれからの時代で、クリエイティブを発揮しにくくなってしまうのです。

それはそうです。
時代の中心はスマホ。

大企業から中小企業までがスマホを中心にしてマーケットを展開していきます。「こういう売り方が流行ってるな」とか、今の時代の象徴ってこの人だな」とか、そういう情報を一切感じ取れないまま成長することになるのです。

つまり、スマホがなければ、我が子が時代に鈍感な人になってしまう危険性があります。また、デジタルコンテンツ時代にデジタルに弱い人間として成長して仕舞えば、社会からは「センスのない人」と判断されてしまいかねません。

ここまでで、無理矢理スマホを取り上げてしまうことが子供にとって悪影響であることは言うまでもなく理解できたことと思います。子育てや教育に関して、ひと時代前なら通用した世界観が全て通用しなくなる、

それが「令和」なのです。

新時代に対応した令和の教育論

スマホを取り上げてもダメだし、かと言えば、スマホは子供達の集中力を奪う。

「どうすればいいんだ、、、」まさに八方塞がりです。

解決策はあります。キーワードは「自己決定による自己管理」です。

これまでの教育では「他者決定による自己管理」が当たり前でした。

・ゲームやスマホは〇〇時まで。
・勉強したら〜してあげる。
・宿題やるまで遊びはお預け。

全てを親または先生から指図され、子供は嫌々従う構図でした。この構図には限界があります。今の時代、子供がたとえ言うことを聞かなかったとしても、彼・彼女らからスマホを完全に取り上げることができなくなってしまったからです。

取り上げると逆に親からしても不都合が生じてしまいます。

・SuicaやPASMOなどの交通系はスマホで完結。

・友達と撮る写真もスマホであるため、子供が思い出を残しづらくなり、外部から孤立。

・外出先の緊急連絡もスマホが役に立ちます。

取り上げたいけど、取り上げられないんです。したがって、今までは「命令」「指図」でコントロールできたものができなくなってしまったのが現代です。

だからこそ「自己決定による自己管理」がこれからの時代には求められてきます。

 

自己決定力育成が鍵

 

要するに子供が自分で自発的に自身の行動を省み、工夫と改善を行うマインドを育成するのです。

これまでの他者決定による自己管理では子供の自発性がどんどん奪われていきます。それは「やらされている」感覚で自己管理をすることが子供の中で当たり前になっていくからです。

例えば、

「〜しろと言われたからやったけど、結局やっても結果にならなかったじゃないか。」

「言われる通りにしてきたけど、結局こんなもんだし、まあ結局才能なかったんだよ。」

「〇〇さんの家ではこんなふうなことも許されてるのに、ウチではこれしか許されない。親ガチャ失敗だ。」

これは一例でしかありません。

上記例でもわかるように現代の子供たちには、人生の選択において「全ては自分で選んだこと」という感覚が欠如してしまっているのです。言い換えるなら「自己責任」の感覚が全くない。

だから、自分の目の前にある課題に対して、常にどこか他人事のような感覚があるのです。すると、子供たちは
自分の目の前にある課題に対して「考えること」をやめます。

そう、思考停止状態で生きることになるのです。

・どうやったら自分をコントロールできるのか
・どうやったらスマホ依存から脱却できるのか
・どうやったらもっと効率良く成績が上がるのか
・どうやったら睡眠の質を高めることができるのか

当たり前に考えなきゃいけないことを考えることを放棄し、ただ、なーなーに日々を消化するのです。

だからこそ、子供達の「自己決定力」を育むことが大切です。

自己決定力を高めるためには、常に全ての選択は、親または誰かによって決めるものではなく、自分の未来のための投資なのだということを子供に教育する必要があります。

子供は
・親に怒られないように
・親に喜んでもらえるように
・誰かに馬鹿にされないために
勉強します。

だから、勉強が他人事になるのです。

子供の自己決定力を高めるためにはミッションに対して誰かを関与させないようにする必要があります。

・学校に通わなくても誰も悲しまない。
・勉強ができなくても誰にも何も言われない。
・遊んでばかりでも自分の勝手

歩成式で指導する時は、いつだって上記のことを意識して生徒たちと接してきました。その方が結果的に生徒は勉強するようになったのです。

2014年から9年間で1500名以上の生徒を指導してきて、5000名近くの親御様と関わってきました。そのデータが根拠です。勉強を強制させるような環境でも、怠け者は勉強しません。

とにかく自由にさせる。しかし、ただ自由にさせるわけではありません。

毎日将来のビジョンについての話をします。

宿題をやってこなくても怒りません。むしろ、「宿題もう出さなくても良い?」なんて聞いたりします。なんのために課題や宿題はあるのか、それは全部自分の学力の維持と発展のため。

だから、生徒にはこう伝えます。

「宿題は塾として出したいわけではないし、むしろ何を出すのかを生徒のためにカスタマイズするのにも労力や時間がかかるから、やりたくないなら本当にやらなくて良いよ。」と。

すると生徒は次回からビックリするくらい宿題を提出するようになります。「やらされている」宿題から「やりたい」宿題に変わったからです。

誰かのためではなく、自分のためであると心の底から感じた時に人は行動するようになります。行動がすぐにできるようにならなくとも、自分なりに原因分析を一生懸命するようになります。

このように能動的な行動を促進することが、子供の大きな成長に繋がります。

叱った方が行動はします。しかし、非常に短期的にです。

今まで叱ってきて、怒ってきて、その一回で子供がずっと行動してくれたり、変化を見せてくれることはありましたか

なかったはずです。刹那的な変化は成長へは繋がりません。変化とは長期的に革新していくことで初めて成果になります。「自己決定による自己管理」を推進していかなければ、手放しに子供が成長してくれません。

生まれた時から沢山の苦労と努力で子育てしてきたことと思います。私も2人の子供たちを育てながら日々感じます。だからこそ、そろそろ楽になりましょう。子供の自発力に任せていきましょう。

子供は私たちが想像する以上の力を秘めています。頼りないと思いきや意外と色んなことを考え生きています。

彼らの能動性を覚醒させれば、もう二度と喧嘩することなく、イライラすることもなく、子供と仲良く適切な距離感で接していく中で、勝手に成長してくれます。

しかし、この教育法には、それなりに私たちの心にも余裕が必要になってきます。仕事や家事で疲れている時に、勉強しないでスマホばかりの我が子を見れば誰だってイライラします。

以下のような環境があったら、あなたは最速で令和の教育を体現できます。

・子供の自己決定力を育ててくれる。
・親である、あなたのメンタルサポートをしてくれる。
・困った時には、いつでもあなたの相談に乗ってくれる。
・子供の勉強計画を立ててくれる。
・子供の勉強モチベーションを高めてくれる。
・確実に子供の成績アップに貢献してくれる。

これら全てを体現できるのが、弊社学習塾『歩成式受験研究所』です。

オンライン・通塾どちらも対応していて全国に対応した新教育を提供しています。中学・高校・大学受験にて毎年信頼の実績を積み重ねております。ご利用されている生徒さんや親御様からの声として多いのは「もっと早く入っていれば…」という声です。

半年や更に短期間で入塾した生徒ですらも成果を出してきました。もちろん年間で通った生徒は、さらに成績が安定して上がります。

今年の実績でいえば、

・週6、1時間の通塾と直前期の詰め込みだけで中学受験に成功した生徒
・英語が共通テスト50点しか取れなかった学生が獨協大学外国語学部に逆転合格
・入塾当初うつ病だった生徒が、うつ病を治して、毎日8時間以上勉強ができるようになった事例
・クラスで下から数えた方が早かった成績の生徒が、数学の定期テストで97点獲得

過去の実績なら2ヶ月でE判定から早慶に逆転合格した事例もあります。
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とにかく、毎年毎年少人数なのにとんでもない実績を出し続けています。それは今回紹介した令和の教育を徹底的に行ったからです。

講師陣も非常に優秀で生徒さんとの距離が近く、失敗した時は怒るのではなく、常に次に向かうための解決策を用意してくれることで定評です。

少しでも興味のある方は是非以下から詳細を確認し、無料相談のご予約をお願いします。
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まとめ

・現代の若者の置かれた状況を理解する。

・子供に無理矢理勉強させても無意味だと理解する。

・自己決定力を高め、子供を他責思考から脱却させる。

親が自分の心に余裕を持つ

困った時はプロに頼む

 

P.S.
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以下当てはまる人には
おすすめです。

・子供が自分で勉強するようになって欲しい。

・親子関係を良好に保ちつつ、安心感を持って受験に向かいたい。

・我が子が1年で学力だけでなく、精神的にも肉体的にも成長して欲しい。

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たった2ヶ月で「早慶」にE判定から逆転合格させる驚異の指導力で1500名以上の受験生を指導。神楽坂駅前にて学習塾「歩成式受験研究所」を運営。独自の過去問研究法や学習理論を元に、偏差値40前後の受験生を次々と難関大学へと送り出している。