こんにちは。赤本先生ヒラシマです。
今回の記事では子供を支える事に疲れてしまった親御様に向けた情報を発信していきます。
さて、子どもを育てる日々は、喜びや発見に満ちていますよね。そうは言っても良い事ばかりでは無いのが子育て。心と体に負担をかけることも少なくありません。親として子どもに元気を与え、支えることは大切な役割です。ただ、その負担が蓄積していくと、「もう無理…」と感じてしまうこともあるでしょう。
親自身の心と体が疲弊してしまうと、子どもへの接し方や対応が難しくなり、関係性に悪影響を与えることもあります。今回は、親のための心のケア方法をご紹介し、どうすれば燃え尽き症候群を防げるのか。親として元気を取り戻せるかについて考えていきます。
目次
親の役割と心のエネルギー
親として「騎士団長」のような役割を果たすことは、子どもにとって心の支えとなり、困難に立ち向かう力を与えるものです。
しかし、その役割を続けることで、親自身は次第に心身を消耗し、疲れ切ってしまうことがあります。最初は自分のエネルギーを惜しまない気持ちで臨むものの、時間が経つと心の余裕を失い、いわば「悪い意味での騎士団長」になってしまうのです。
そのような状態では、子どもへの対応も影響を受けやすくなります。普段はできる穏やかな対応も、心に余裕がないと厳しくなったり、イライラが子どもに伝わったりします。
親自身の疲れは、家族全体の雰囲気に悪影響を与え、結果的に子どもの気持ちにも影響を及ぼすでしょう。
だからこそ、親も自分の心と体を大切にする必要があります。
適度に休息をとり、趣味やリラックスできる時間を持つことでエネルギーを補充し、心の健康を守ることが大切です。
親が元気でいられることで、子どもも安定した環境で成長できるのです。自分を大切にすることが、実は子どもの成長を支えるための一番の力となります。
疲れが心にもたらす影響
「気力や体力を消耗すると、自分(親)のエネルギーが下がり、どうしても子どもに関わる気力を失ってしまう」と。これに共感する親も多いでしょう。
よくある例として、子供のメンタルに親が影響されてしまう事です。
子どもが学校でトラブルに遭ったり、元気をなくしていると、親もその影響を受けて気持ちが沈むことがあります。
例えば、子どもが友達との喧嘩で帰宅し、無言で部屋に閉じこもってしまったり、成績の不振で元気をなくしているとします。親は「何とかしなきゃ」と思いながらも、自分の疲れが蓄積してくると冷静さを失い、適切な対応が難しくなってしまいます。
このような状況では、無理に元気を振り絞って声をかけたり、励まそうとすると、親自身もさらに疲れ果ててしまい、話す言葉も空回りしたり、つい怒ってしまうこともあります。こうして負のサイクルに陥りがちです。
エネルギーを使い切った状態で子どもと接していると、心身のバランスが崩れてしまいます。エネルギーは有限です。自分自身の心と体をケアしなければ、気づかぬうちに「燃え尽き症候群」に陥り、親としての役割を果たせなくなることもあります。
「燃え尽き症候群」によって、子どもに関心を持てなくなったり、対応が雑になってしまう親御さんのケースは少なくありません。疲れが積もり、思考や感情の余裕がなくなれば、子どもに対して冷静な対応が難しくなるのは当然です。
親としての「卒業」を目指す大切な視点
親が燃え尽きてしまう前に、ちゃんと自分をケアし、元気を取り戻していくことが大事です。
つまり、親が「騎士団長」としての役割を全うし続けることだけが大事なのではなく、むしろ「騎士団長」として卒業し、自分自身を守ることが子どもを支える鍵だということです。
親が健康で元気な状態でいることは、家族全体の幸福に大きく影響します。
だからこそ、親自身が自分の心と体を守る意識を持ち、適切なケアを行うことが必要です。
「騎士団長」としての役割を果たし続けることは一見、立派なことのように思えますが、その役割が親自身の健康を犠牲にしてまで続けられるものではありません。恐らく、子どもも苦しい思いをしてまでお母さんに騎士団長になってほしいとは思っていないです。
親が心身ともに元気を保つことが、子どもを育てる上で最も大切なことです。
親が笑顔で、心に余裕を持って子どもと接することが、家族全体の雰囲気を明るくし、子どもの成長にも良い影響を与えるのです。
簡単に実践できるケア方法
親が疲れを感じたときにすぐに実践できる心のケア方法がいくつか紹介いきます。これらの方法を取り入れ、少しずつ気力を取り戻していきましょう!
休息時間を確保する
忙しい日常の中で、自分だけの時間を意識的に作りましょう。たとえ5分でも、深呼吸をしたり、窓の外を眺めたりするだけで、心が落ち着きます。また、夜寝る前にリラックスした時間を確保して、質の高い睡眠をとることも心のケアに効果的です。
周囲のサポートを受け入れる
育児を一人で抱え込むのではなく、家族や友人、地域の支援を積極的に活用してみましょう。
たとえば、週に数時間だけでも子どもを預けて自分だけの時間を持つことはどうでしょう?心身をリフレッシュできます。
周囲の協力を受け入れることで、「一人でやらなきゃ」というプレッシャーから解放されます。
自分のエネルギー源を見つける
自分が元気を取り戻せる瞬間を意識して、大切にすることが大事です。
好きな音楽を聴いたり、散歩をしたりする時間を楽しむこと。自分だけの趣味に没頭するひとときを持つこと。
こうしたひとときが、心の充電につながります。日常の中に意識的にリフレッシュの時間を確保し、自分を癒す瞬間を作りましょう。心身のバランスを保つためには、あなた自身のケアが何より大切です
親としての元気を守るために
「親が元気でいることが、家族全体の幸せにつながる」これは単なる言葉ではありません。親自身の心と体のケアは、家庭全体の幸福を支える一番基盤です。もし大富豪の家庭の子供でも、親のメンタル状態が悪ければ幸せになりずらいでしょう。それくらい親のメンタル状態は子どもにとって大切です。
育児の中で疲れを感じたときこそ、自分を優先し、心身を整えることが大切です。
自分をケアすることで、家族全体の幸福度も自然と高まります。親としての役割を果たし、子どもに元気を与えるためには、まず自分が元気でいることが必要です。あなたの笑顔と活力が、家族にとって最も大きな支えになることを忘れないでください。
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